LED蛍光ランプには工事は必要かどうか
LED蛍光灯は既存の安定器(配線)を外す工事が必要です。
安心・安全にご使用いただくために、LED蛍光灯タイプへの交換は、既存の蛍光灯器具内部にある安定器(配線)を外す電気工事が必要です。LED直管の導入時に工事費用が掛っても電気料金の削減分が大きくなり、LEDのメリットである「明るさ」「省エネ」を最大限に発揮することができます。
この安定器は蛍光灯を発光、明かりを安定化させるために動作する装置であるため
LEDを発光する際にはこの安定器は必要ありません。
直管蛍光灯型LED をインターネットで探していると
”電気工事士による工事が必要です”や”工事不要で取り付け可能”など工事に関する注意事項が書いてあります。
「蛍光灯の交換ならいつもやっているから頼まなくてもできるよ」と思われる方もいるかもしれませんが、
この工事とは単純に蛍光灯を取り換えるだけの工事のことではありません。
これらの工事は蛍光灯が使用している安定器の取り外しを行う工事のことを言います。
この工事のことを、一般的にはバイパス工事、または直結工事と呼ばれています。
蛍光灯はすべての器具に安定器という装置が備わっています。
グロータイプ・ラピッドスタートタイプ・インバータータイプ、詳細な動作は異なりますが、
必ず安定器はすべての器具に搭載されています。
安定器の代わりに交流を直流に変換する電源部が必要になりますが、
電源部を内蔵しているLEDランプ(電源内蔵型)であれば100Vまたは200Vをランプに直接接続することで点灯しますので
このバイパス工事にて安定器を取り外し、LEDランプ対応の配線に変更する工事を行います。